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くらし

パイナップルを食べてはいけない人は?注意点と効果、適切な食べ方を解説!

パイナップルは、毎日食べても大丈夫なフルーツですが、食べてはいけない人はいるのでしょうか?

アレルギーの人はもちろん、胃が弱い人や特定の薬を飲んでいるは注意が必要です。

また、食べすぎることで太ってしまったり、下痢を起こしてしまったりすることがあります。

食べると舌がピリピリする人はパイナップルを食べてはいけないの?

この記事では、パイナップルを食べてはいけないと言われる理由や、デメリットの少ない食べ方を解説します。

パイナップルのメリットもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください♪

パイナップルを食べてはいけないと言われる理由5つ

1.一部の薬との飲み合わせ

パイナップル特有のブロメラインという酵素によって、一部の薬の効果を弱めたり副作用を引き起こしたりすることがあります。

摂取のタイミングや量、食べてはいけないかどうかは医師に適切な指示を受けることをおすすめします。

抗凝固剤血液の凝固を遅らせる可能性
一部の抗生物質胃の不快感や消化不良を引き起こす可能性
抗けいれん薬副作用や効果の変化を引き起こす可能性
ベンゾジアゼピン薬副作用や効果の変化を引き起こす可能性
不眠症薬副作用や効果の変化を引き起こす可能性
抗うつ薬副作用や効果の変化を引き起こす可能性

2.アレルギー

パイナップルによるアレルギーには以下のものがあります。

皮膚症状じん麻疹、発疹、かゆみなど
口腔アレルギー症候群食べてすぐに唇、舌、口の中、喉のかゆみやしびれ、むくみなど
ラテックスアレルギーゴムとの共通抗体による、じんましん、発疹、かゆみなど

皮膚症状が最も多く、とくにラテックスアレルギーは消化器症状や呼吸器症状が出ると命に関わることがあるので、注意が必要です。

アレルギーの自己判断は危険なので、気になるときや異変があったときには受診しましょう。

症状が出る人は、自己判断で食べてはいけないね!

3.胃が荒れる可能性

パイナップルに含まれるブロメラインは、タンパク質を溶かす作用があり、食べすぎると胃の粘膜を刺激し、不快感を引き起こす可能性があります。

大量に食べることで、重度の下痢や嘔吐が起こることもあるので気をつけましょう。

ステーキなどにパイナップルが添えられているのは、タンパク質を溶かすことで、お肉をやわらかくすることができるからです。

他に、パパイヤやメロン、キウイ、イチジクなどにもタンパク質を分解する酵素が含まれています。

口腔内アレルギーとの区別がつかないときには、念のため食べるのをやめて医師に相談しましょう。

4.血圧や体温を下げる

パイナップルは南国の果物のため、体温を下げる働きをします。

5.食べすぎると太る

パイナップルが他の果物と比べてカロリーや糖質がすごく高いというわけではありませんが、他の果物と同様、食べすぎると太ってしまうので注意が必要です。

100gあたりカロリー糖質GI値
パイナップル54kcal12.6g中(56~69)
りんご53kcal14.1g低(55以下)
バナナ93kcal21.4g
みかん49kcal11.1g
いちご31kcal7.1g
出典:カロリーslism

血糖値の上がり方を示すGI値(100に近いほど上がりやすい)は中くらいで、食べてはいけないわけではないけれど、食べすぎには注意が必要ですね。

間食のカロリーと糖質の目安は、200kcal、糖質は10gです。

デザートやおやつにパイナップルを食べる場合は、1日80~100gを目安にしましょう。

カロリーだけならもっと食べられそうですが、糖質オーバーになってしまいますね。

妊婦さんへの悪影響は根拠なし

「妊婦さんはパイナップルを食べてはいけない」という噂がありますが、科学的な根拠はなく、まったく問題ないといわれています。

きゅうりやトマトと同じく身体を冷やす食べものなので、夏場にぴったりですが、食べすぎによる冷えには注意が必要です。

食べすぎに注意(1日100g、5~6カットまで)&異変があれば医師に相談!

パイナップルは食べてはいけないことはなく効果は主に4つ

パイナップルには身体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。

また、食べてはいけないと言われる理由に上がっていたパイナップル特有のブロメラインも、食べすぎなければ身体によい働きをしてくれますよ。

パイナップルの効果

  • 消化改善による健康維持、ダイエット効果
  • 美肌効果
  • 免疫力アップ
  • 炎症の軽減

1.消化改善

パイナップルに含まれるブロメラインは、肉などタンパク質の消化を助け、胃腸の健康を促進します。

また、カロリーのわりに食物繊維が多く含まれているのもパイナップルの特徴で、100gあたり1.2g含まれています。

同じく食物繊維が多いとされるりんごは1.4g、バナナは1.1gとされていますよ。

2.美肌効果

パイナップルには抗酸化作用のあるビタミンが豊富に含まれています。

3.免疫力アップ

豊富に含まれるビタミンCは免疫力を向上させ、鉄の吸収を助けます。

パイナップル100gあたり35mgのビタミンCが含まれており、これは1食あたりの目安である33mgを超える量です。

他にも、カルシウムの吸収を高めるマンガンや、疲労回復に効果的なクエン酸が豊富です。

4.炎症の軽減

ブロメラインには抗炎症作用があり、関節炎など炎症性の疾患症状を軽減するのに役立ちます。

身近な症状では、風邪による喉の痛みや咳などを抑える効果があることが明らかになっていますよ。

以前、SNSで咳を止める方法の口コミを調べていたときに「パイナップルが効いた」という声が複数あがっていました!

食べてはいけないと思っていたけれど、身体によさそうだね!

次に、食べてはいけないかもしれないと不安な人も、安心して食べられる方法をお伝えしますね。

パイナップルを食べてはいけないことのない食べ方をご紹介

完熟のものを選ぶ

胃の調子が心配で食べてはいけないと思っている人は、完熟のパイナップルの皮をしっかり剥いて食べることで、強い症状を防ぐことができます

ブロメラインは、未熟なパイナップルやパイナップルの皮に多く含まれるためです。

完熟の見分け方

  • 葉の色は濃い緑色、ピンと張っていて表面にツヤがある
  • 形は下ぶくれ(底の方が太くなっている)
  • 色は黄みがかっていて、網目が立体的でふっくらしている
  • 重さがしっかりある
  • パイナップルの底の部分からほんのり甘い香りがする

熟しすぎて傷み始めると発酵したような匂いになります。

パイナップルを冷凍しても、解凍すれば栄養価はほとんど変わらないので、完熟の状態で冷凍しておくと長持ちしておすすめです。

ヨーグルトと一緒に

タンパク質含有量の多いヨーグルトや牛乳と一緒に摂ることで、口の中のピリピリや胃の不快感を軽減させることができます。

ヨーグルトは、乳酸菌やカルシウムが豊富で、美容や健康によい食べものなので、パイナップルと一緒に食べると一石二鳥でおすすめです♪

温める

ブロメラインは、熱に弱いため60℃以上で加熱処理をすることで、その成分が消えると言われています。

ブロメラインのよい効果も消えてしまいますが、デメリットが気になる方は温めて食べるとよいですよ!

ビタミンCは温めることで減少しやすい栄養素ですが、加熱時間を短くすることで保つことができます。

また、ビタミンCは水に溶けやすいので、加熱は熱湯よりも電子レンジがおすすめです。

缶詰め

缶詰のパイナップルも、加熱処理されているため、ブロメラインによる悪影響はありません。

100gあたりカロリー糖質ビタミンC食物繊維
54kcal12.6g35mg1.2g
缶詰84kcal19.8g7mg0.5g

熱処理によってビタミンがCが減ってしまいますが、カリウムやカルシウム、マグネシウム、マンガンなど他の栄養値はあまり変わりません。

まとめ

  • パイナップルを食べてはいけないのは、アレルギー症状のある人
  • 特定の薬を飲んでいる人、胃が弱い人、低体温・低血圧の人は食べる量やタイミングに注意
  • パイナップル100gあたりのカロリーは54kcal、糖質は12.6gで、1日80~100gを目安にするとよい
  • 妊婦さんはパイナップルを食べてはいけないという噂には根拠はないが、食べすぎによる冷えには注意
  • パイナップルにはビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で美容やダイエットに効果的
  • パイナップルのブロメラインの抗炎症作用とビタミンCの抗酸化作用で、風邪予防や健康維持におすすめ
  • 完熟のパイナップルの皮をしっかり剥くこと、ヨーグルトと一緒に食べることでブロメラインによる悪影響を軽減できる
  • 熱を通すとブロメラインとビタミンCは減ってしまうが、他の栄養素はほぼ変わらない

パイナップルには食べてはいけないといわれるような影響もありますが、食べすぎに注意して適切に食べることでたくさんの効果が期待できます。

あなたも、デザートや朝食に取り入れてみてくださいね♪

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