ポインセチアの花言葉が怖い、結婚できないというのは誤解です。
「クリスマスの花」と呼ばれ、贈り物にぴったりの花言葉があるため、安心してプレゼントすることができますよ!
では、なぜ怖い、結婚できないといった噂があるのでしょうか?
怖いイメージがあると、プレゼントしづらくなってしまいますよね。
今回は、ポインセチアの噂について解説します。
本当の花言葉を色別に紹介し、プレゼントにおすすめの本数や商品もお伝えします。
もくじ
ポインセチアの花言葉が怖いと言われる理由2つ

ポインセチアの花言葉は「祝福」「聖夜」などクリスマスにぴったりで、怖い言葉はひとつもありません。
後ほど色別の花言葉をご紹介しますが、なぜポインセチアに怖いイメージがあるのでしょうか?
それには、ポインセチアにまつわる歴史や噂が関係していると考えられます。
ポインセチアにまつわる怖い歴史
怖い歴史といっても、ポインセチアの原産国であるメキシコのアステカ文明にまでさかのぼります。
原住民は、ポインセチアの白い樹液を解熱剤として、赤い葉を染料として使っていました。
そのほか、アステカでは、生け贄を神にささげる儀式にポインセチアを飾ったと言い伝えられているのです。
ポインセチアの赤色は、「キリストの血」を意味していたとされています。
このように、生け贄や血を連想することから、ポインセチアは怖いというイメージがある人もいるようです。

それでもポインセチアは、アステカの言葉で「星の花」と呼ばれ、純潔さの象徴とされていたんだ!
ポインセチアの花言葉に「結婚できない」噂
ポインセチアには「結婚できない」という花言葉はありません。
ポインセチアと検索すると「結婚しない」というワードが出てくるのはなぜでしょうか?
それは、ドラマ「結婚しない」でポインセチアが出てきたことが原因だと考えられます。
ドラマ「結婚しない」で、ポインセチアを飾った場面と、主人公が結婚しないことを決意した場面がリンクする印象的なシーンがありました。
このシーンから、ポインセチアに「結婚しない」という花言葉があるのでは?と推測され、検索する人が増えたようです。
実際そのような花言葉はないのですが、検索する人が増えると、検索の予測に出てくるというネット上の仕組みから来ています。

「結婚しない」は、2012年に放送され、菅野美穂さん・天海祐希さん・玉木宏さんなどが出演した人気ドラマ。
ポインセチアの花言葉を色別にご紹介!プレゼントにおすすめ

ポインセチアの花言葉は、色別にみても、どれもプレゼント向きです。
赤 | 祝福する、幸運を祈る、聖夜、私の心は燃えている |
白 | 慕われる人、あなたの祝福を祈る |
ピンク | 思いやり、清純 |
黄 オレンジ ゴールド | あなたの幸せを祈る、幸せを運ぶ |
青 | 白に着色しているので、白と同じ |
ポインセチアの色が付いている部分は実は「葉」で、花ではありません。
真ん中部分に集まっている緑色の小さな粒のようなところが花です。
「長く、簡単に育成できる」品種が毎年作られていて、母の日のカーネーションと同じように、祝福や感謝の気持ちを伝える花として広まっています。
また、12月の誕生花でもあるので、この時期の誕生日プレゼントにもおすすめですよ♪
クリスマスにぴったりな代表格は赤色
とくに、「赤」のポインセチアは、「緑」「白」と合わせてクリスマスカラーとなるため、「聖夜」という花言葉がついています。
最初はキリストの聖誕祭の行列で使われ、徐々にクリスマス飾りとして世界中に広まったとされています。
赤色のポインセチアには、マース、アトラ、アンタレス、ノエル、クリスマスビューティーなど多くの品種があります。

品種の違いは、よく見ないとわからないレベル。
品種改良で色の種類が増えている
ポインセチアは赤色のイメージがありますが、品種改良により、ピンクやマーブル、黄色など新しい品種が作られています。
ポインセチアの色で代表的な品種をご紹介しますね。

- ウィンターローズ:ボリュームのある葉が特徴的。マーブルになっている種類もあります。
- プリンセチア:2009年に発表され、フラワーオブザイヤー最優秀賞を獲得。色の種類が豊富です。
- レモンスノー:黄色がかった葉をしていて、人気の品種です。
- ゴールド:黄色の色が濃く、ゴールドのような色味が特徴です。
ポインセチアの花言葉のほかにおすすめの本数や贈り方

ポインセチアの本数の意味
花には、花言葉のほか、本数にも意味があります。
ポインセチアの本数の意味は以下のとおりです。
3本 | 告白、あなたを愛しています |
5本 | あなたに会えてうれしい |
12本 | プロポーズ、結婚してください |
12本の花束はダズンフラワーと呼ばれ、「感謝・愛情・永遠」など12の誓いを込めて、プロポーズとともに贈るのが人気となっています。
ダズンフラワーは、ヨーロッパから来た風習です。
逆に、4本、9本、13本は縁起の悪い数字とされているため、この本数は避けたほうが無難ですよ。
ポインセチアの鉢植えがおすすめ
ポインセチアのブーケもありますが、鉢植えを飾るとより華やかでおすすめです。
メキシコが原産のため寒さに弱く、冬は室内に置いて、水やりは3日に1度ほど、土が完全に乾いた状態になってから行います。
比較的手入れが楽なので、クリスマスプレゼントとして人気があります。
最後に、ラッピングをして届けてくれる人気のお店をご紹介しますね♪
クリスマスシーズンには売り切れ必至ですので、早めのご購入をおすすめします。
【花むすび】

【フラワーギフトのマスダグリーン】

【花と緑のお店 オーク・リーフ】

まとめ

- ポインセチアの花言葉は怖くない
- ポインセチアはメキシコが原産で、アステカでは薬や染料として、また生贄を備える儀式で飾られた
- 2012年に放送されたドラマ「結婚しない」にポインセチアが出てくるが、花言葉ではない
- 赤色のポインセチアの花言葉は、「祝福」「幸運を祈る」「聖夜」「私の心は燃えている」
- ポインセチアの白は「慕われる人」「祝福を祈る」、ピンクは「思いやり」「清純」、黄・ゴールド・オレンジは「あなたの幸せを祈る」
- ポインセチアの本数は3本「告白」、5本「あなたに会えてよかった」、12本「プロポーズ」の意味がある
- ポインセチアの鉢植えは華やかで、手入れがしやすいことから、クリスマスプレゼントとして人気
ポインセチアは、安心してプレゼントできる花だということがわかりましたね!
今年のクリスマスは、大切な人にポインセチアを贈ってみてはいかがでしょうか♪