ヨーグルトは腸内環境を整え、健康で美しい身体づくりにもってこいの食べ物で、朝夜両方食べても大丈夫です!
ダイエットするには、いつ、どのように食べればよいのでしょうか。
せっかく効果的なヨーグルトを食べても、間違えた食べ方をしてしまうと逆効果になることもあります。
この記事では、ヨーグルトを朝夜両方食べる効果と注意点、朝夜どっちがよいかやそれぞれのメリットとポイントを詳しく解説します!
手軽に食べられるヨーグルトをより効果的に取り入れましょう♪
もくじ
ヨーグルトを朝夜両方食べる効果5つ

ヨーグルトを朝夜両方食べることで得られる効果はたくさんありますよ!
- 美腸効果
- 美肌、ダイエット効果
- 免疫力アップ
- 血圧の調整
- コレステロールの調整
1.美腸効果
発酵食品であるヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が、悪玉菌の増殖を抑制したり、腸の動きを促したりして腸内環境を整えてくれます。
2.美肌、ダイエット効果
腸の動きが活発になることで、基礎代謝が上がり、美肌効果やダイエット効果が期待できます。
ヨーグルトには、基礎代謝を上げるために必要なたんぱく質も含まれているので一石二鳥ですね!
3.免疫力アップ
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が食物繊維を分解するときに発生する短鎖脂肪酸が、免疫力を高めて病気を抑制する効果があります。
4.血圧の調整
高血圧のマウスに乳酸菌を与えたところ、血圧が下がったという調査結果があります。
また、高血圧や糖尿病などの病気を引き起こすとされる、腸内の慢性的な炎症を抑える効果も期待できるのだそうです。
5.コレステロールの調整
善玉菌を構成する物質には、血清コレステロールを低下させる効果が報告されており、ヨーグルトがコレステロールの調整に関わっていると考えられています。

すごい効果だね!!朝と夜にどれくらい食べればいいのかな?
ヨーグルトを朝夜両方食べる注意点4つ

ヨーグルトを朝夜両方食べるときの注意点を見ていきましょう。
- 1日200gまで、なるべく無糖にする
- 朝は食前、夜は食後が効果的
- 同じものを継続する
- 体に合わないときはやめる
1.1日の量
ヨーグルトは身体によいと言っても、食べすぎるとカロリーや糖質オーバーになってしまうため、朝夜両方食べるとしても1日100g〜200gを目安に量を調整しましょう。
また、ダイエット中の方は朝夜両方でなくても、夜はとくに無糖がおすすめです!
2.朝は食前、夜は食後に
ヨーグルトを空腹時に食べると、胃酸で乳酸菌が死んでしまうため、乳酸菌の働きを高めたい方は食後に食べるのがおすすめです。
とはいえ、乳酸菌は、腸に届いた時点で生きていなくてもある程度の効果を発揮するといわれています!
後ほど説明しますが、血糖値が上がりやすい朝には、食前に食べることもおすすめですよ。
3.同じものを継続する
乳酸菌やビフィズス菌は、腸に一定期間滞在しますが、住み着くことはありません。
継続的に摂取することで、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることが大切です。
4.体に合わないとき
ヨーグルトを食べると下痢や腹痛を起こしてしまう人もいます。
また、日本人の中にはヨーグルトに含まれる乳糖が体質的に合わない人が多いそうです。
そのため、なんとなく体調が優れないというときに、ヨーグルトや牛乳の摂取をやめると調子がよくなったという人もいますよ。
つらい症状が出たときには無理せず他の食材(納豆や漬け物などの発酵食品)やサプリメントを試してみることがおすすめです。

ヨーグルトは朝夜両方OKだがどっちかというと夜!


それにしても朝夜両方食べられないよ。朝夜どっちかで食べるなら、どっちがいいの?
ヨーグルトは朝夜両方食べると効果的ですが、どっちかにするなら、夜がおすすめです!
夜にヨーグルトを食べるメリットとポイントをご紹介します。
夜にヨーグルトを食べるメリット
- 夜間のほうが生きた乳酸菌を届けやすい
- 腸が働くゴールデンタイムに乳酸菌を届けられる
- 虫歯予防になる
生きた乳酸菌が届きやすい
昼間よりも夜間のほうが胃の働きが弱く、胃酸の分泌が少なくなるため、生きた乳酸菌が腸に届きやすくなります。
腸のゴールデンタイム
22時〜2時は、腸の動きが最も活発になるゴールデンタイムと呼ばれています。
この時間に乳酸菌を腸に届けることで、腸の働きがよりよくなるため、便秘解消やダイエット、美容など多くの効果が期待できます!
虫歯予防
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、虫歯菌を殺菌する効果が高いことがわかっています。
夜にヨーグルトを食べるポイント
- 温める
- 寝る3時間前には食べ終える
- 歯磨きをする
温める
冷たいヨーグルトを食べると体を冷やしてしまい、快眠のための体温調節がしにくくなります。
温めすぎると乳酸菌が死んでしまうため、500wで30〜40秒を目安にしましょう。
寝る3時間前までに
ヨーグルトに限らず、寝る前に食べると胃腸が活発な状態で眠りにつくことになるため、熟睡しにくくなります。
胃腸が食物を消化するのに3時間程度かかるため、寝る前はなるべく早めに食べ終えておきたいですね。
歯磨きをする
乳酸菌が虫歯予防になるといっても、他の成分が虫歯菌のエサになってしまう可能性があるため、寝る前にはしっかり歯磨きをしましょう。

夕食後に軽く温めたヨーグルトを食べて、3時間してから歯磨きをして寝るのがベスト♪
ヨーグルトは朝夜両方食べられて朝ごはんにもおすすめ

ヨーグルトは、朝ごはんとして取り入れやすいですよね。
朝ごはんとして取り入れるメリットとポイントをご紹介します。
朝ごはんにヨーグルトを食べるメリット
- 手軽に栄養補給できる
- 太りにくい
- 安眠効果
栄養補給
ヨーグルトには、たんぱく質、糖質、脂質といった脳や体の働きを助ける三大栄養素がバランス良く含まれています。
ミネラルやカルシウムも豊富心身の調子を整えてくれますよ!
太りにくい
食前に食べることで、ヨーグルトに含まれるビタミンB2が、脂質や糖質を分解してくれます。
また、たんぱく質が血糖値の上昇を抑えるため、脂肪がつきにくくなりますよ。
善玉菌である乳酸菌の効果をより高めたい方は、はじめにお伝えしたとおり、空腹時ではなく何かお腹に入れてから食べましょう。
安眠効果
安眠を促すホルモンであるメラトニンの元となるセロトニンは、大部分が腸でつくられます。
朝の腸内環境を整えておくことで、夜眠るために十分なセロトニンをつくることができます。
朝ごはんにヨーグルトを食べるポイント
- 他の食材と一緒に食べる
- ダイエット中の方は、低脂肪、高たんぱくのヨーグルトを選ぶ
他の食材と一緒に
手軽に栄養補給できるヨーグルトですが、朝ごはんにヨーグルトだけだと、カロリーが足りず、飢餓状態になって返って溜め込みやすい体になってしまいます。
そこで、ヨーグルトと相乗効果が期待できる「食物繊維、オリゴ糖、ビタミン」を含む以下のような食材を一緒に食べるようにしましょう!
- バナナ
- キウイ
- いちご
- はちみつ
- きな粉
低脂肪、高たんぱくのヨーグルト
ヨーグルトにも、様々な種類のものが販売されています。
ダイエット中の方には、低脂肪、高たんぱくのヨーグルトがおすすめですよ!


あなたに合ったヨーグルトを見つけよう!
まとめ

- ヨーグルトを朝夜両方食べる効果は、美腸・美肌・ダイエット、免疫力アップ、血圧やコレステロールの調整
- ヨーグルトを朝夜両方食べる注意点は、1日100g〜200gを目安に、乳酸菌の効果を高めるためには食後、同じものを継続し、体に合わないときはやめること
- ヨーグルトを朝夜どっちかにするなら夜がおすすめで、軽くあたためて寝る3時間に食べ、歯磨きは必須
- ヨーグルトを朝ごはんにするなら、バナナやキウイ、はちみつなど食物繊維やビタミン、オリゴ糖を含む食材と一緒に食べる
- ダイエット中のヨーグルトは、低脂肪、高たんぱくのOikos(オイコス)がおすすめ
ヨーグルトは、ダイエットや健康維持に効果的だということがわかりました。
正しい食べ方をすることで、健康で美しい身体づくりを助けてくれることでしょう♪