絵本の補修テープは100均のメンディングテープがおすすめです♪
ダイソーやセリアに数種類販売されていて、扱いやすく、貼ったところが目立ちません。
セリアには、本補修テープという専用のテープが販売されていますが、これは表紙におすすめです!
保育所で働いていると、毎日のように絵本を補修していました。
セロハンテープを貼ると、時間とともに黄ばんで汚くなり、最終的にパリパリになってしまいます。

今回は100均商品の違いや、テープの使い方、100均以外におすすめの絵本補修テープをご紹介します♪
もくじ
絵本の補修テープは100均のメンディングテープがおすすめ!

ダイソーとセリアを回ると、両方にスリーエムの「スコッチ」、セリアとダイソーそれぞれにオリジナル商品のメンディングテープ、セリアに絵本補修用のテープが売っていました!
スコッチのメンディングテープ

スコッチは、テープ界では有名なブランドです。
18mm×7.6m。半透明ですが、貼ると透明に近い色になります。
メンディングテープは、光沢のないつや消し加工が施されたアセテートフィルムが使われています。
アセテートフィルムの主原料はパルプで、劣化しにくく、本の補修に向いています!
また、テープの上から字が書けるため、マスキングテープの用途で使うこともできますよ♪
セリアの本補修テープ

30mm×7m。セリアの本補修テープは、透明でメンディングテープとは種類が違いますが、専用のテープなので期待できます♪
素材はポリエチレン。丈夫なので、表紙の破れや補強におすすめです!
セリアのメンディングテープ

15mm×20m。スコッチよりも量が多いメンディングテープがセリアにありました!
こちらも半透明です。原材料はポリプロビレンと書かれています。
ダイソーのメンディングテープ

18mm×33mで、セリアのメンディングテープよりも大容量です!
素材はOPPと書かれています。OPPといえば、梱包用の丈夫な透明テープと同じ素材が使われているということですね。
絵本の補修テープをダイソー・セリア・スコッチで比較

スコッチ、ダイソー、セリアのメンディングテープ、どれを買えばよいのでしょうか。
結論からいうと、使い心地や仕上がりはスコッチがベスト!
コスパを重視するなら、ダイソーのメンディングテープ、表紙をしっかり補修したいならセリアの本補修テープがおすすめです。
コスパを比較
同じ110円で、量が多いダイソーのメンディングテープが一番お得です♪
スコッチ | 18mm×7.6m |
セリア | 15mm×20m |
ダイソー | 18mm×33m |
見た目を比較

スコッチの容量が少ない分コンパクトなくらいで、見た目に大きな違いはありません。
使い心地を比較

しっかりしている順に、スコッチ>ダイソー>セリアでした。
スコッチはフィルムのような感触で硬さがあり、しっかりしています。
次にダイソーです。セリアは柔らかいですが、貼ってしまえば特に差は感じません。
絵本に貼った見た目

少しわかりにくいですが、よく見てみると、スコッチが一番目立たないですね!!
目立たない順にスコッチ>セリア≒ダイソーです。
コスパはダイソー・セリア商品には負けますが、使い心地はスコッチのメンディングテープが優秀でした♪
100均では7.6mですが、通販サイトには大容量のものや色々なサイズのものが販売されています。

絵本の補修テープの使い方!ボンドを使う方法も

それでは、絵本を補修していきましょう。
まず、破れてしまったところをパズルのように戻してメンディングテープを貼っていきます。
曲線部分にはメンディングテープを短く切って少しずつ貼っていくとよりきれいに補修することができますよ。
最後にティッシュや爪でテープの空気を抜けば完成です♪
ページごと外れてしまったところは一気に!

絵本より長めにテープを切って、一気に貼ることで、見た目がきれいになります。
両面を貼って、最後にティッシュや爪でテープに入った空気をしっかり抜けば目立ちません。
テープだけでは難しいところはボンドを使おう!

こうなってしまうとテープだけできれいに補修するのは難しいです。
応急処置はできますし、テープだけでもある程度は使えるようになりますが、きれいにしたい方はボンドを使ってみてください!

ボンドが乾くまで1日ほど置きます。補修の続きはボンドが乾いてからにしましょう。
表紙は丈夫な透明テープで

表紙は丈夫なセリアの絵本補修テープを使うことにしました。
むしろこのテープだけで全部補修できるのでは?と思い、表紙でないページに貼ってみると…。

テープを貼ったところが目立ちます…。
表紙でないところは、メンディングテープの方が目立たなくておすすめです♪
表紙や、丈夫な図鑑などは本補修テープの方がしっかり貼れて安心感があります。
絵本の補修テープおすすめを用途別にご紹介

100均商品で十分に絵本の補修ができましたが、用途別に100均以外のおすすめ商品を2点ご紹介します。
実際に図書館でも使われるテープなので、大切な絵本にも安心して使えますよ♪
ペーパーエイド:文字の上から貼っても目立たない

ペーパーエイドは、ドイツの老舗メーカーであるネーシェン社製の超極薄透明う紙テープです。
テープは紙製で、とても薄いため、透明感があります。
貼った箇所がほとんど目立たず、経年変化に強い仕様のため、文字の上からの補修にも最適です♪
ニチバンカバーフィルム:表紙の保護に

ニチバンのカバーフィルムは、絵本の表紙を保護するのにおすすめです。
耐久性に優れていて劣化しにくく、抗菌機能がプラスされているため、保育園やお友達がたくさん来るおうちでも安心ですよ♪
図書館などにフィルムを貼った絵本がありますが、先に貼ってしまえば安心して使えます。
まとめ

- 絵本の補修テープに100均のメンディングテープが使える
- セリアには絵本補修用のテープが売っている
- メンディングテープはダイソー商品のコスパがよく、使い心地はスコッチ(ダイソー・セリア両方に販売)が優秀
- 絵本の補修テープは、直線は長めに切って一気に貼る、曲線は短めに切って少しずつ貼るときれいに貼れる
- セリアの絵本補修テープは表紙におすすめ、表紙以外はメンディングテープの方が目立たなくておすすめ
- 100均以外では、ペーパーエイド(文字の上から貼れる)、ニチバンフィルム(表紙の保護ができる)がおすすめ
絵本が破れるとつい叱ったり小言を言ったりしたくなりますが、一緒に絵本を読んでいく中で少しずつ大切にすることを学んでいくのだと思います。
6年生の息子が小さいときに見ていた補修だらけの絵本が、今となってはとても愛おしいです。
便利なグッズを使って、破れた絵本を復活させましょう♪