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くらし

お中元やお歳暮は必要ない?廃止の仕方や負担の少ない贈り方

お中元やお歳暮はなぜ送るの?必要ないのでは?と迷っているあなた。

日頃お世話になっている人に感謝を伝えることができれば、なにもお中元やお歳暮にこだわる必要はありません。

とは言え、「送られてくるから返さないと失礼になる」「やめ方がわからない」と困っていませんか?

この記事では、お中元やお歳暮に対する考え方やマナー、角を立てずに廃止する方法をお伝えします。

負担の少ない贈り方も紹介しているので、あなたに合う方法をご検討ください♪

お中元やお歳暮は必要ないという意見は7割

新潟味のれん本舗が行ったアンケートでは、7割の人がお中元やお歳暮は必要ないと答えています。(20代から60代の男女1072人が対象)

ネット上の口コミを調べても、必要ないという意見は多く見られ、以下のような理由があがっていますよ。

  • 昭和の風習なのでは?
  • 形式だけで心のこもっていない贈り物は意味がない
  • 金銭的に厳しい
  • 要らないものをもらっても迷惑
  • 送ると相手にお返しを求めるようで送りにくい

ただ面倒だという理由よりも、よく考えて必要ないと考えている人が多い印象です。

企業同士のお中元やお歳暮も「虚礼」として廃止されつつあります。

「虚礼」は、「心のこもっていない形式だけの礼儀」「偽りの礼」という意味で使われていますよ。

また、住所録が配られなくなり、そもそも送り先がわからないという理由も見られます。

百貨店でもお中元・お歳暮コーナーが縮小されており、社会的に見ても、お中元やお歳暮を形式的に送る習慣は必要ないと考える傾向にあることがわかります。

お中元とお歳暮は誰にいつ何を渡すもの?虚礼なの?

お中元やお歳暮は虚礼なのかな?

そもそもお中元やお歳暮って誰に何のためにするの?

お中元やお歳暮は、節目となる時期に、お世話になっている人に日頃の感謝を込めて挨拶することを目的にしています。

ここでは、お中元やお歳暮のマナーについて簡単に解説しますね。

お中元やお歳暮が虚礼なのかどうかも考えてみましょう。

お中元やお歳暮は誰に渡すもの?

お中元やお歳暮を誰に渡すかという決まりはありませんが、一般的に、日頃お世話になっている両親・義両親・親戚・上司・習い事の先生などに送ります。

日頃の感謝の気持ちや、今後も付き合いが続くようにという意味が込められていますよ。

また、結婚して間もない間は、仲介人や結婚においてお世話になった方に最低3年はお歳暮を送るのがマナーとされています。

贈り物の相場は3,000円~5,000円で、お世話になった目上の方には10,000円程度とする人が多いようです。

お中元やお歳暮を渡す時期

お中元を渡す時期

お中元を渡す時期は、一般的に7月上旬〜7月15日頃と言われています。

以下のように地方によって違いがありますが、迷う場合は一般的な日程に合わせておけば間違いありません。

北海道7月15日~8月15日
東北・北陸・甲信越7月1日~7月15日(場所によって7月15日~8月15日)
関東7月初旬~7月中旬
関西7月下旬~8月中旬
中国・四国7月15日~8月15日
九州8月1日~8月15日
沖縄年によって異なる

この時期より遅れた場合は、お中元という名前ではなく、「暑中見舞い(立秋:8月半ばごろまで)」や「残暑見舞い(9月上旬ごろまで)」として渡します。

お歳暮を渡す時期

お歳暮は、一般的に12月13日〜12月20日に渡すとされています。

地域ごとの差は以下の通りです。

関東地方12月上旬~12月20日頃
北海道~九州(関東地方以外)12月10日~12月20日頃
沖縄12月はじめ~12月25日頃

以上の時期を過ぎると、「お歳暮(12月中)」「お年賀(1月7日まで)」や「寒中見舞い(2月4日まで)」として渡します。

送り状とお礼状

お中元やお歳暮で品物を送る場合、事前に品物がいつ届くかを伝える送り状や、品物が届いたことを伝えるお礼状を送るのがより丁寧なマナーとされています。

送り状は品物が届く2~3日前に、お礼状は品物が届いてから3日以内に送ることが望ましいとされています。

現在は、電話やメールで済ませることも多くなっていますよ。

お中元やお歳暮が必要と考える人はどう考えている?

  • なかなか会えないけれど、好きな食べ物を送ることで、大切な存在だということを伝えたい
  • 高齢になると人付き合いが減る中で、お中元やお歳暮として品物を贈り合うことを楽しみにしている

このような考えでお中元やお歳暮を贈ることは、とても素敵ですよね。

重要なのは、お中元やお歳暮に込める気持ちです。

「面倒だな」「大変だな」と思いながら送っても、本来の意味をなしていませんし、送られる方も無理をしてまで送ってほしいと思っていないはずです。

お互いのことを思い、気持ちのよいやりとりができてこそ、本来のお中元・お歳暮という習慣が機能するのではないでしょうか。

虚礼かどうかは、当事者の気持ち次第ってことだね!!

お中元やお歳暮を廃止したい!角の立たない方法

お中元やお歳暮の習慣が負担なら、はじめから贈らないのが得策です。

一度はじめてしまうと、次の年もそれが当たり前になってしまい、辞めにくくなりますよね。

その代わりに無理のないタイミングでお土産やプレゼントを渡すことで、相手を思う気持ちは伝わります。

例えば、旅行をしたときや、誕生日やクリスマス、おうちに伺うタイミングなどです。

気持ちを形にして伝えていれば、お中元やお歳暮がなくても失礼だと思われることはありませんよ。

その年に本当にお世話になったため、お礼がしたいという場合は「御礼」という形で贈れば、毎年贈る必要はありません。

一度お中元やお歳暮という形で品物を贈った場合、次の年に急に辞めるのは失礼にあたると考えられています。

毎年送られてくるものが急に来なくなると、「何かあったのかな?」と心配をかけてしまうかもしれませんよね。

一度お中元やお歳暮を始めている場合には、廃止したい旨を伝えるようにしましょう。これからその方法をご紹介します。

お中元やお歳暮を廃止するタイミング

  • 送りはじめて3年経ったとき
  • 環境の変化などで疎遠になったとき
  • 自分が高齢になったとき

3年も経てば、環境が変化することは想像がつきますよね。

仕事や住まい、行動範囲が変わった際に、いつまでも同じ人に贈り続けていては、どんどん贈る相手が増えて負担になってしまいます。

日頃の付き合いが以前より減っていると感じれば、廃止することにも納得がいくはずです。

また、自分が高齢になると、必然的に贈る相手が年下になってきます。

そこで、お返しなど気を遣わせてしまうかもしれないと廃止する方も多いようです。

お中元やお歳暮を廃止する方法

家族や親しい間柄ならば、電話メールでお中元やお歳暮を廃止したい旨を伝えてみましょう。

直接伝える方法以外では、御礼状を出す際挨拶状で次回からは控えたいことを記載する方法があります。

手紙を出すのは面倒ですが、その分丁寧さが伝わりますよ。

お中元やお歳暮を廃止するときの挨拶状例文

お礼状で送る場合は先に「お礼」をしてから「廃止する旨」そして「付き合いを辞めたいわけではないこと」を伝えましょう。

お中元やお歳暮を廃止する=付き合いを辞めるということではありませんよね。

そのことを伝えることで、相手に余計な心配をさせずにすみますよ。

文頭や末筆には、相手に応じた挨拶を入れるとより丁寧な挨拶状となります。

お礼状での挨拶例(疎遠)

拝啓

師走の候、〇〇様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。【季節の挨拶】

このたびはお歳暮の品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。【お礼】

最近はご無沙汰しておりますのに、変わらぬお心遣いをいただき恐縮に存じます。

どうか今後はお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。【廃止の旨】

お贈りいただいた〇〇は、家族でおいしくいただきたいと思います。

また久しぶりにお会いできたらと思っております。【お付き合いを辞めたいわけでない旨】

年末ご多用のことと存じますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。【末筆の挨拶】

敬具

高齢になったときの挨拶例

拝啓

ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりありませんか。【文頭の挨拶】や【季節の挨拶】

さて、毎年ささやかながらご挨拶を続けてまいりましたが、私も高齢になり今まで通りのご挨拶が難しくなってきました。

誠に勝手ではございますが、本年をもちまして例年の挨拶を今後失礼させていただきたく皆様にお願いいたしております。【廃止の旨】

なお、お付き合いはこれまでと変わらずお願い申し上げます。【お付き合いを辞めたいわけでない旨】

末筆ながら、ご家族のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。【末筆の挨拶】

敬具

高齢以外にも、「近年は子育てに忙しくなり」や「仕事の繁忙期となり」などの理由を入れてみましょう。

お付き合いを辞めるのではなく、お中元やお歳暮という「形式」を廃止したいということが伝わるといいね!

お中元とお歳暮どちらかにするならお歳暮!新しいタイプも

お中元とお歳暮、どちらも送るのは大変だからどちらかにしたいという場合は、お歳暮だけにしましょう。

お中元は半年間の感謝として、お歳暮は1年間の感謝としてという意味合いだからです。

お歳暮も忙しい年末に用意しなければならないため、負担になる場合は、どちらも廃止する選択を考えましょう。

とは言え、なかなか廃止したいと伝えづらいなぁ。

気持ちはあるんだけど、何を贈ればいいか迷ってしまって大変なんだよね。

今では、負担の少ない方法でお中元やお歳暮を贈る人も増えていますよ。

URLで送れるお中元・お歳暮【GIFTFUL】

「GIFTFUL」は、相手に「ギフトを受け取るかどうか」や「何を受け取るか」という選択肢が与えられます。

まず、ホームページ上でギフトを選び、ギフトリンク発行します。そのリンクを相手に送ることでギフトを送るという仕組みです。

リンクを受け取った相手は、ギフトをそのまま受け取るか、同価格以下のギフト候補から欲しいものを選び直すことが可能です。

ギフト確定後に、お届け先の住所を自分で入力してもらうため、住所がわからない相手にもお中元やお歳暮を贈ることができるのです!!

相手が受取手続きをしなかった場合には、料金が発生することはありません。

今どきという感じだね!!

品物は相手に決めてもらうカタログギフト

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中でも人気のカタログギフトをご紹介しますね!

【北海道七つ星ギフト】

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何がよいか選んで配送手続きをする手間が省けるね!

今までよりも気軽に贈ることができそう!

まとめ

  • お中元やお歳暮は必要ないと考える人は多い
  • 社会的にも形式だけの礼儀は虚礼のため、必要ないとされる傾向にある
  • お中元は半年間の感謝をこめて、お世話になった人に7月上旬~15日頃に贈るとされている
  • お歳暮は1年間の感謝をこめて、お世話になった人に12月13日~20日頃に贈るとされている
  • お中元やお歳暮を廃止するタイミングは、3年経ったとき、疎遠になったとき、高齢になったときが多い
  • お中元やお歳暮は突然廃止すると心配をかけたり失礼になったりするので、廃止したい旨を電話や手紙で伝えよう
  • お中元やお歳暮を選ぶ負担は、URLギフトやカタログギフトで軽減できる

あなたの置かれる状況に応じて、無理のない形をとることはなにも悪いことではありません。

お中元やお歳暮は必要ないという声も多い中、どうしたらよいか迷っているのであれば、なるべく負担にならない方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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