3泊4日の家族旅行は荷物が多くなるので、どんなカバンに入れようか、着替えはどのくらい持っていこうか…と考えることがたくさんあります。
今回は、実際に3泊4日の旅行を計画した人たちの経験談を参考にして持ち物リストを作りました。
さらに、交通手段別のキャリーバッグのおすすめと、荷物を少なくするコツもお伝えします。
盛りだくさんの記事になっていますが、目次やリンクからあなたの必要なところに飛んで読んでみてください。
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もくじ
3泊4日の荷物チェックリスト!子どもの荷物や季節別の必需品も

持ち運び用のカバンに入れておく必需品一覧
まず、リュックやショルダーバッグなど、常に持ち歩くカバンに入れておくとよいものを見ていきましょう。
財布(カード類・現金) | 現金の他、想定外の出費に備えて、クレジットカードやキャッシュカードを入れておく。小銭はあると便利 |
パスポート | 海外旅行なら必須 |
スマホ | 必須!充電器は大きいカバンに |
保険証・学生手帳類 | 身分証明書は必需品 |
常備薬 | 胃薬や頭痛薬、酔い止めなど、心配を解消できるもの |
チケット類 | 新幹線や予約先のチケットは忘れずに |
ハンカチ・ティッシュ・マスク | 予備は大きいカバンに |
エコバッグ | お土産を買ったときにあると便利 |
(運転免許証・ETCカード) | 車を運転するなら必須 |
(化粧ポーチ) | 化粧直しに使う物を厳選!絆創膏を入れておくと便利 |
(ガイドブック) | あると便利 |
(折りたたみ傘) | 雨予報のときは必須 |
(カメラ・自撮り棒など) | 記念撮影にあると便利、スマホで代用可 |
大きいカバンに入れておく必需品一覧
次に、ホテルやコインロッカーなどに置いておく荷物一覧がこちらです。
衣服(上下4セット) | 服+予備の1セット 少なくして着回しもあり |
インナー(4セット) | 同上 |
靴下(3~5セット) | お風呂前後で靴下を替えたい人は多めに |
タオル(お風呂用・洗面用)歯ブラシ | 宿泊先にない場合 |
寝巻き | 出歩けられる程度の部屋着がおすすめ 温泉地で浴衣で過ごすなら不要 |
充電器類(スマホ・カメラ・イヤホンなど) | スマホやカメラの充電器は必須 |
お風呂セット(シャンプー・ボディソープ・カミソリなど) | 100均の小分け用ボトルか、コンビニやドラッグストアのトラベル用が便利 |
スキンケアセット(クレンジング・化粧水・美容液など) | 試供品やトラベル用が便利 |
汚れ物を入れる袋 | 洗濯ネットが便利 |
予備のハンカチ・ティッシュ・マスク | 日数分。ハンカチとマスクは多めにあると安心 |
折りたたみ傘 | 天気予報が変わる可能性があるので必須 |
(コンタクト用品) | コンタクトの人は必須 |
(髭剃り用品) | 充電器も忘れずに |
(化粧用品) | 化粧直しに使わない物は大きい荷物に |
(生理用品) | 必要な分を。動くならタンポンがおすすめ。 |
(延長コード) | 大人数で一部屋使うときに便利 |
(カードゲーム) | 友達同士や家族におすすめ |
(整髪用品) | ヘアアイロンやワックスなど使うなら |
(お菓子類)(飲み物) | 宿泊施設の近くで買えない場合は持ち込みがおすすめ |
2泊3日の荷物リストでは、圧縮ポーチをご紹介していますが、3泊4日で家族分となるとたくさんの袋が必要です。
そこで今回は、CAさん監修の圧縮袋をご紹介します。
ポリエチレンとナイロンの2重構造のため丈夫で、チャックがしっかりしているため圧縮しやすいのがおすすめポイント。
有害物質ホルムアルデヒド検査をクリアしているので、赤ちゃんの服やオムツにも安心して使えますよ。

子どもの荷物一覧
子連れの旅行は荷物が多くて大変ですが、必要なものをしっかりチェックしておきましょう。
乳児さん
オムツ20~25枚程度 | 現地で購入するのもアリ。 お店があるか分からない場合は多めに |
おしりふき | 2つあれば、食事の手ふきにも使えて便利 |
オムツ替えシート | オムツを替えるときに必須 |
ミルク(授乳ケープ) | 1回分ずつ分かれているスティックやキューブタイプが便利 |
赤ちゃん用のお茶 | パックになっているお茶など、水分補給に |
スキンケア用品 | お風呂上がりのオイルなど |
ほ乳瓶・消毒用品 | 使い捨てほ乳瓶も便利 |
着替え・スタイ5~6セット | 着替えは多めに。寝巻きも兼用にすると荷物が減らせる |
離乳食 | 出先で購入できるところがなければ持参 |
食事グッズ | お食事エプロン、赤ちゃん用のスプーンなど |
歯ブラシ | 赤ちゃん用の歯ブラシは置いていないことがほとんどなので忘れずに |
お菓子 | 好きなお菓子を |
おもちゃ | お気に入りのおもちゃがあると安心 |
赤ちゃん用せっけん | いつも使っているボディーソープやシャンプーを |
抱っこひも | 普段使っているならあった方が安心 |
チェアベルト | 椅子に座るときにあると便利 |
ベビーカー | 移動が多いならあると安心。テーマパークなどではレンタルできることも |
救急セット | 急な発熱やケガに備えて体温計や絆創膏など |
赤ちゃんの荷物が一番多くなりますよね。
荷物を減らすために、使い捨て用のパックをセットして使えるほ乳瓶がおすすめです。
飲む部分は、ピジョン、マイベイビー、チコなど数種類のおしゃぶりをつけることができます。

幼児さん〜小学生
下着4~5セット | 汚れる心配があれば多めに |
靴下4~5セット | 多めにあると安心 |
着替え上下4~5セット | 飲食物をこぼすことも…。 余分に持って行くのが吉 |
寝巻き | 浴衣でははだけてしまうときには寝巻きが安心 |
おねしょシーツ | おねしょが心配なときはあると安心 |
歯ブラシ・歯磨き粉 | 子ども用がない宿泊施設が多いので確認を |
暇つぶしグッズ | タブレットや本、塗り絵などあると便利 |
お菓子 | 現地調達もOK いつでも口に入れられる飴やハイチュウなどは助かる |
救急セット | ケガをしたときに使える絆創膏など |
こちらの救急セットは、とてもコンパクトですが、最低限の救急用品が入っています。子連れ旅行にひとつあると安心ですね。

季節別の必需品一覧
夏
Tシャツ多めに | 汗をかいたら着替えられるとすっきり。寝巻きとしても使えて便利 |
羽織る物1枚 | 屋内は冷房が効いていて寒いことも。調節できるものがあると安心 |
水着・浮き輪・帽子・タオル | プールや海に入るときには必須 浮き輪のレンタルがあるところも |
帽子 | 熱中症対策が必須 |
日焼け止め | 忘れると日焼けしてかなり痛い! |
サングラス | 強い日差しに |
日傘 | 晴雨兼用なら荷物が減らせる |
制汗剤 | 暑い日にすっきり |
飲み物 | 水分補給は大事!持ち歩くカバンに必須 |
携帯扇風機・うちわ・アイスリングなど | 暑さ対策に |
虫除け | 自然の多いところなら必須 |
(サンダル) | 素足で少し散策したいときにあると便利 |
冬
防寒具 | 寒さ対策を万全に |
カイロ | 場所によってはあると安心 |
エコバッグ | 防寒具を外したときにまとめる用 |
春・秋
春と秋は、朝晩の気温の変化が大きいため、羽織り物を用意しておきましょう。
3泊4日の荷物はキャリーケースの重さに注意!交通手段別のおすすめ

キャリーケース一人分の荷物の目安は「1泊=10L」と言われています。
家族4人だとすると、3泊4日で荷物が120Lになりますね。
子どもの荷物は大人よりも小さくなりそうですが、小物が増えるので多めに見ておくと安心です。
容量の目安はこちらですが、メーカーによってサイズ展開が異なるため、あなたが使うメーカーのサイズをよくチェックしてくださいね。
例えば、あるメーカーのSS・S・Mサイズが他のメーカーではS・M・Lに相応することもあります。
容量(目安) | 3辺の長さ | |
SS | 30L前後 | 90cm前後 |
S | 30~40L前後 | 100cm前後 |
M | 50~70L前後 | 130cm前後 |
L | 80L前後 | 150cm前後 |
LL | 100L前後 | 160cm前後 |
この表を見ると、120Lだと一番大きいサイズのキャリーケースが必要ではないかと考えますよね。
しかし、一番大きいサイズのキャリーケースはかなり大きいため、飛行機や電車での移動には注意が必要です。
とくに、飛行機と新幹線では追加料金が必要になる可能性があるため、交通手段別におすすめのサイズをご紹介します。
これからご紹介する内容は、私の経験以外にyahoo!知恵袋やSNSにあがっている多くの体験談を参考にまとめました。
飛行機なら重さと大きさに注意
飛行機での移動なら、大きいサイズのキャリーケースひとつにまとめるよりも、Mサイズ2つにわける方が安心です。
大きいサイズは超過料金が発生するので、航空会社別に無料で預けられる規定の重さをチェックしておきましょう。
多くの航空会社で、ベビーカーは有料の対象外となっています。
Mサイズでも、重いものをたくさん入れてしまうと重量オーバーになるため、パッキングするときに重さを測ると安心です。
LCCは規定が厳しくなっているので航空会社ごとにチェックしてみてくださいね。ここではジェットスターとスカイマークを挙げています。
【国内線】無料荷物預かりサイズ
重量 | 大きさ | 超過料金 | |
JAL | 1人20kg以内 ファーストクラス45kg | 60cm×50cm×120cm以内 | 1kgあたり440円 一部路線330円 |
ANA | 1人20kg以内 プレミアムクラス40kg | 3辺の合計 203cm以内 | 1~10kg 2,500円 11~20kg 3,500円 21~30kg 4,500円 以降10kgごと1,000円 |
ジェットスター | すべて有料 ちゃっかりPlusは10kgまで無料 | ~15kg 1,430円 ~20kg 1,530円 ~25kg 2,100円 | |
スカイマーク | 20kgまで | 50cm×60cm×120cm以内 | 10kgごとに1,000円 |
国内線では、荷物の個数に制限はありません。
ジェットスターはすべての荷物が有料です。1個の荷物は32kgまでと決まっているので、それ以上の重さになるときには荷物をわける必要があります。
【国際線】荷物預かりサイズ
重量・個数 | 3辺の合計 | 超過料金 | |
JAL | エコノミー 1人23kg以内×2個まで ファースト、ビジネス 1人32kg以内×3個まで | 203cm以内 | 1個あたり 10,000円程度 |
ANA | エコノミー 23kg以内×0~2個まで ファースト、ビジネス 32kg以内×3個まで | 158cm以内 | 1個あたり 6,000円~20,000円 |
機内に持ち込める荷物サイズ
重量・個数 | 大きさ | |
JAL・ANA | 1個と身の回り品1個 10kg以内 | 100席以上 55cm×40cm×25cm以内 3辺の長さの合計が115cm以内 100席未満 45cm×35cm×20cm以内 3辺の長さの合計100cm以内 |
ジェットスター | 2個合計7kgまで | 36cm×23cm×56cm |
スカイマーク | 2個合計10kgまで | 55cm×40cm×25cm 3辺の長さの合計が115cm以内 |
海外旅行の場合は、荷物紛失のリスクを考えて、2つ以上のキャリーケースを使うのがおすすめです。
さらに、人別ではなく1~2日目、3~4日目と日数別で荷物を2つのキャリーケースにわけます。
キャリーバッグ1つでも数日過ごせるための対策として、yahoo!知恵袋などでおすすめされていますよ。
車なら1つにまとめてもOK
車での移動なら、行き先によって以下の方法が考えられます。
- 大きいキャリーケース1つ
- 中くらいのキャリーケース2つ
- 中くらいのキャリーケース1つと、大きいボストンバッグ
今後、新幹線や飛行機でも出掛けるときのことを見越して、中くらいのサイズのキャリーケースにしておく人もいます。
私が車を使うときには、Mサイズのキャリーケース1つと、ボストンバッグを使っています。
帰省のときには、イケアの大きいショッピングバッグに詰め込むことも。
車から降りてから移動が必要なときには、動きやすいように1つにまとめるか、持ちやすいボストンバッグを用意するとよいですね。
ボストンバッグをキャリーケースの上に乗せて移動するのもおすすめです。

電車なら動きやすさ重視
新幹線や電車を使う場合も、飛行機と同じように荷物をわける方が便利です。
- 人混みが予想されるときは中くらいのキャリーケースとリュックにわける
- 新幹線では3辺の合計が160cm以下のキャリーケースにする
新幹線では、3辺の合計が160cm以上の荷物は「特大荷物スペースつき座席」または、「特大荷物コーナーつき座席」を予約する必要があります。
ちなみに専用の袋やケースに入れた楽器、車いす、スポーツ用品や、ベビーカーは160cm以上でも予約は不要です。
子連れだと、荷物の数が増えると大変なので、リュックやキャリーケースの上に乗せられるボストンなど、なるべく動きやすいカバンを用意しましょう。

3泊4日の家族旅行の荷物を少なくする方法

宿泊施設のアメニティや現地調達できるものをチェック
宿泊施設のホームページでアメニティをチェックしておけば、荷物を少なくできますね。
- シャンプー・リンス・ボディソープなど
- 寝巻き
- カミソリ
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- タオル・バスタオル
- ベビーカーのレンタル など
また、宿泊施設やその近くにコンビニやスーパーなど買い物ができる場所があれば、最小限の数で出発できます。
- オムツ
- 離乳食
- お菓子
- 救急用品 など
洗濯する
3泊4日だと、1日目の服を洗濯して乾かしておくことができます。
下着だけでもお風呂で洗ってしまえば荷物を減らせますし、汚れてしまった服を洗濯することができれば予備の服が不要です。
旅行用の洗濯バッグは、洗剤と水を入れて袋を振るだけで洗濯ができます。
こちらの洗濯バッグは1度にTシャツ3枚洗えて、「汚れがしっかり落ちる」「とても便利」という口コミがあり、おすすめの人気商品です。

旅先で洗濯するのに必要なものはこちら。
- 洗濯バッグ
- 小分けになった洗剤や粉石鹸
- 物干し
洗濯ロープと折りたたみハンガーは、洗濯以外にも、水着やちょっと濡れたものを干したいときにも重宝します。

洗濯バッグや折りたたみハンガーはコンパクトになるので、服を何着も持って行くより荷物は少なくできますよ。
複数で行く場合は分担する
複数の家族や、友達同士で出掛けるなら、持ち物を分担するのがおすすめです。
分担しやすい荷物はこちらです。
- 延長コード
- カードゲーム類
- 洗濯グッズ
- シャンプー、トリートメント、洗顔、歯磨き粉など
- お菓子
- 救急用品・虫除けスプレー
宅配を使う
3泊4日にもなると、荷物を持ち歩くのが大変なので、宅配がおすすめです。
送料はかかりますが、ホテル発着にしておけば身軽に動くことができますね。
配送料は荷物の大きさや配送先によってホテルごとに違いますが、相場は1,000円〜3,500円ほどです。
ディズニーランドやUSJからも荷物を送ることができます。
このサービスを知っておけば、お土産を買いすぎたときも安心です。
ディズニーでは1,200円〜4,100円、USJでは2,500円〜3,900円、こちらも荷物の大きさと配送先によって料金が変わります。
まとめ

- 3泊4日の荷物は多くなることを前提に考える
- 3泊4日のキャリーバッグは中くらいのサイズを複数用意するのがおすすめ
- キャリーバッグは、飛行機なら重さと周辺の長さに注意
- 新幹線にも荷物の大きさに制限があるので注意
- 3泊4日の荷物を少なくする方法は、アメニティや現地調達できるものをチェック、洗濯する、分担する、宅配を使う
注意すべき点を押さえておくことで、スムーズに荷造りができます。
3泊4日の家族旅行となると、荷物の用意が大変ですが、ぜひ工夫をしながら楽しんでくださいね♪