子どもと一緒にクリスマスツリーの飾り付けるとき、その意味を知るとより味わい深い行事となりますよ♪
クリスマスは、イエス・キリストが神様として生まれたことをお祝いする日というのは有名ですよね。
実際の誕生日ではなく、縁起がよいとされた12月25日に誕生祭をしたことがきっかけと言われています。
なんとなく意味は知っていても、子どもに聞かれたときにうまく説明できるかと言うと、なかなか難しいですよね。
今回は、クリスマスツリーや飾りの意味をなるべくわかりやすく解説します。
飾り付けの順番や、クリスマスツリーを出す時期、忙しくても楽しめる飾り付け不要のクリスマスツリーもお伝えしますね。
もくじ
クリスマスツリーの飾りにある意味を子ども向けに解説!

もみの木
木には、冬に葉っぱが枯れて落ち葉になる落葉樹と、冬でも緑の葉をつける常緑樹があります。
もみの木は、常緑樹として有名な木で「永遠の象徴」としてクリスマスに飾られるようになりました。
最初にもみの木がクリスマスツリーとして飾られるようになったのは、昔(8世紀ごろ)のドイツだと言われています。
村にいたとされる幸せを運ぶ小人が、木のそばにずっといてくれるように、もみの木に飾り付けをしたという説がありますよ。
サンタクロース
サンタクロースは、煙突から金貨を投げ入れて貧しい家族を救った、聖ニコラスという人がモデルになっていると言われています。
投げた金貨がたまたま暖炉のそばの靴下に入ったことから、靴下をさげて、プレゼントを入れてもらう習慣ができました。
トップスター
クリスマスツリーのてっぺんにある星は、「イエス・キリストの誕生を遠くの人に知らせる星」を示しています。
この星を目指して、イエス・キリストにプレゼントを運んだ3人の博士がいたのだそうです。
このように、人々を導く縁起の良い「希望の星」として、クリスマスツリーのてっぺんに大きな星が飾られるようになりました。
丸いオーナメント
丸いオーナメントは、りんごを表しています。
りんごは、アダムとイブが食べた「知恵の木の実」の象徴とされ、「幸福」「豊かな実り」の願いを込めてクリスマスツリーに飾られるようになりました。
まつぼっくり
松の木は、「不滅」「不老長寿」(長生き)など縁起の良い木と言われています。
そこで、豊作や繁栄といった意味を込めて、クリスマスツリーに飾られるようになりました。

まつぼっくりを拾って色を塗って飾りにするのも楽しそうだね♪
天使・ベル
天使は、イエス・キリストのお母さんに、お腹に赤ちゃんが宿ったことを知らせにきたガブリエルという天使を示しています。
また、イエス・キリストの誕生を人々に知らせる役割のある天使がベルを鳴らして回ったというお話しから、ベルを持った天使の飾りも多いです。
ベルには、「喜びの音を鳴らす」という意味や、魔除けの効果もあると言われています。
キャンディ
杖の形のキャンディは「羊飼いが羊を導く杖」を示しています。
「困っている人がいたら手をさしのべなさい」という助け合いの心を象徴していると言われています。
ほかにも、杖を逆さにすると「Jesus(イエス)」のJになることや、羊を「人」、羊飼いを「神」に例えて「杖で人を導く」といった説もありますよ。
神様を「良い羊飼い」に例える文書(ヨハネの福音書)もあるので、ただお菓子としてではなく、意味があることがわかりますね。

おうちがキリスト教でなくても、有名な神様がいて、外国にも色々な習慣があることを知るきっかけになるね♪
クリスマツリーを飾り付ける順番を解説!

クリスマスツリーの飾り付けをする順番に、決まりはありませんが、以下の順番にすると、バランスよく飾ることができますよ!
- トップスター
- 大きなオーナメント
- チェーンやモール
- 小さなオーナメント
まずはクリスマスツリーのてっぺんにトップスターをつけて、大きなオーナメントをまんべんなく飾り付けます。
クリスマスツリーを部屋の隅に置く場合は見えるところに集中して飾り付けると効率的です。
次に、大きいオーナメント同士の間を埋めるようにチェーンやモールなどの飾りを付けます。
最後に小さいオーナメントを付けていきましょう。

この順番を守りながら、子どものセンスに任せてみてるのもおもしろそうだね♪
クリスマスツリーの飾りつけをする時期はいつ?

クリスマスツリーの飾りつけをする時期は、アドベント期間(12月25日の4週間前の日曜日〜12月24日)が通説です。
だいたい「11月最後の日曜日から」ということになりますね!!
キリスト教でも、クリスマスの準備を行う時期がアドベント期間とされています。
アドベントカレンダーも、この時期に1日ずつ窓を開けてクリスマスまでの日を数えるために作られました。
100均などのお店では、ハロウィンが終わるとすぐにクリスマス仕様になりますよね。
早めにクリスマスツリーを飾りつける用意をして、アドベント期間を楽しみたいですね♪

アドベントカレンダーと言えば、お菓子のイメージが強いですが、おもちゃや、大人向けのお酒や化粧品が入ったものなど色々な種類のものがあります!

準備期間もわくわくしながら楽しく過ごすのが本場流だよ♪
クリスマスツリーには飾り付け不要のものがある!

クリスマスツリーを飾りたくても、ハードルが高いと感じる方には、飾り付け不要のクリスマスツリーがあります♪
「飾り付けをする時間がない…」
「ペットや小さい子どもがいてオーナメントが外れそう…」
そんなあなたにおすすめのクリスマスツリーをご紹介します。
飾りがくっついている

飾り付け不要のクリスマスツリーを探すと、卓上サイズの中でも小さなものしか見つからなくて諦めかけたところ、見つけました!
こちらの商品は大型ですが、まつぼっくりとレッドフルーツが付いているので、そのまま置いても華やかです。
サイズが大きいですが、部位ごとに外すことができ、専用バッグの中にコンパクトに収まります。
説明欄に「飾りは別売り」と記載があったため、ショップに問い合わせたところ「まつぼっくりとレッドフルーツは元から付いています」との回答でした。
もっと豪華にしたい人はオーナメントを買い足すとよいですね♪
タペストリー

収納に場所を取らず、壁に付けるだけでクリスマスの雰囲気が味わえることで人気なのがタペストリー♪
おしゃれなインテリアとして、InstagramやRoomCripなどSNSで見かけることが多いです。
両面テープで取り付る、電池式のイルミネーションライトをセットで購入することもできます。(セット2,980円税込)
飾り付けもできるため、「時間はないけれど飾り付け不要なのもさみしい」という方にもおすすめですよ。

生活やお部屋に合うクリスマスツリーを見つけよう♪
まとめ

- クリスマスツリーとして常緑樹のもみの木が飾られるようになったのは8世紀ごろのドイツ
- クリスマスツリーの飾りには、イエス・キリストと関係の深い意味がある
- 「トップスター、オーナメント大、チェーン類、オーナメント小」の順番に飾り付けるとバランス良く飾れる
- クリスマスツリーの飾り付けをする時期は11月最後の日曜日から始まるアドベント期間
- 飾り付けがしにくい方には、元から飾りが付いたクリスマスツリーや、タペストリーがおすすめ
クリスマスという行事だけでなく、クリスマスツリーや飾りにも意味があっておもしろいですね。
今年はぜひ、お子さんと一緒に会話をしながらアドベント期間を楽しんでみてくださいね♪